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アルバイト

バイト
今月初めからアルバイトを始めた。
知的、精神障害者の職業訓練及び、就労移行支援の仕事だ。身体障害の方もいる。
簡単な作業やパソコンを教えたり、企業に出向いて就職の斡旋などをする。
難病持ちであるにもかかわらず、ささやかだが営業経験のある私をアルバイトとして雇ってくれた。

先日、障害者雇用を考えている企業に出向いて雇用条件の確認、求める人物像などいろいろな話を伺い、実際の作業も見せてもらった。
最後に質問してみた…
「採用について何時何時までに決めたい!とゆう具体的な意向はありますか?」
「いえ、特に忙しいとゆうわけではないので急いではいません。ただ雇用率の問題がありますので…。」
思わず本音が出た…とゆうよりも、堂々と言い放った。

私も同じなのかもしれない…
自分よりも不遇な人を見て、安心したいだけなのかもしれない…

歌やドラマや政治家の演説などは単なるキレイ事で、理想にしか聞こえない。
障害を抱える事… 難病を抱える事…
それはもっと辛くて、苦しくて、惨めで、不安で、孤独なのだと思う。
経験に裏打ちされた言葉だけを信じたい…

私の病気は 【多発性硬化症】 …
脳幹全体と頚椎の1番~4番にかけて激しい炎症が起こった。
左背中~肩~腕~指先までの痺れ、凝り、痛み、脱力。
左足の痺れと右足の凝り、脱力。
カクカクッと頻繁に起こる膝折れ。
頭や体のふらつき。
症状はすでに慢性化し、今後おそらく改善されることはない…。

しかし、この理不尽な現実と、晴れることのない悔しさを、 【力】 と 【武器】 に変えたい…
そして健常者社会に一矢報いたい…

私はまだ麓にさえ辿り着いていない…

今できる事を無心にこなす…

3,000メートル…。






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